まいほん

昔から本を読むと話を聞かなくなる本の虫まいの書評ブログです☆

『これでもいいのだ』と思える私に。

2020年にはいり、すごく欲しかったジェーン・スーさんの新刊。


これでもいいのだ

読了しました☆
この本は短編のエッセイがたくさんの私にしたらちょっとずつ楽しめるおやつみたいな本。
一気に読んでしまうのがもったいなくて、つい時間をかけてしまいました。
産後って時間がとれないから、短編のエッセイ本と相性がいいと思います♪

私に刺さったタイトル。

妊娠中、切迫で外にでられず、本屋で数年ぶりに見つけたジェーン・スーさんの本を出産ギリギリまで読んでた。
三十代半ばと言われる年になっていく私。
若くいたいと思うけど、やっぱりそれなりになっていくわけで。
そんな私に刺さったタイトル。

『私がおばさんになったよ』

そして、今回の『これでもいいのだ』

受け入れる。
共存する。
というメッセージかなって勝手に解釈(笑)
私もおばさんになるよ。
(でも、今日娘のお友達に話すとき、まだ自分のことおばちゃんって言うのは躊躇しちゃった。なかなかね、なかなか(笑))
これでよかった!これでいいんじゃない?って思えるように☆

友達とだべっている感覚

彼女の本は、『私たちがプロポーズされないのは101の理由があってだな』から読むのをスタートしているのですが。
どの本もずっと女友達とだべってる感覚で読んでます。

「わかる!」
「そうそう!」
「えっ今ってそんなことなってるの?」
「私はそれはこうだなー」
って脳内でおしゃべりや回想が始まる。

『これでもいいのだ』は、第一章の女友達は唯一元本割れしない財産であるって題名だけでにやけた。
元本割れしないって(笑)言い方(笑)

でも、すごくわかる。
正直、女性って結婚とか出産とか個々の変化すごくって。
そんなとき、一瞬で時を巻き戻せる友人がいるって元本割れしない財産だわ。と共感。


あとは、空腹のかたち。
若い頃は目と口を満足させるものを食べて満足できて。
そこから目が食べたいものと、胃が受け付けるものが違う段階。これ今私(笑)
脂っこいもの胸焼けしてきたんだよね…。で、すぐおなかこわす(笑)
で、目と口が食べたいものさえわからない。に進むんですって!

ひゃーそうなんだ!
そんな段階に進むのか…と、ちょっと人生の先輩から話を聞いてる感じに。

『思っていた未来とは違うけど、これはこれでいい感じ』っていいな。

励まされる、元気が出る言葉選び。

他の方の感想もTwitterで流れてきますが、この言葉がよかったー!とか。
ここの話共感した!!
少しずつ読んでる!
みたいな感想が多くて、私と同じご褒美読み(私が名付けた(笑))多いのかなーって。

思っていた未来と違っても

良いんじゃない?それはそれで私。
って思わせてもらえる本。

個人的には私みたいな子育て主婦、エッセイ合うとおもう。
短編で読みやすい。
外にでて人と会う機会が少ない。
今のままでいいのかな。
って思いやすい人種かなって。

少しずつ読めて、違う価値観に刺激されて、人と話してる感覚。
是非是非!


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